大迫ゆきえヒストリー

⑬出産

子供は欲しい

けど正直不安でした

私なんかがちゃんと産めるのかな

私なんかがちゃんと育てられるのかな

みなさん少なからず感じること

かもしれません

私はその感情が

かなり強い方でした

頭にはずっと母の言葉がありました

『あんたには子育てはできへん』

不安でいっぱいでしたが

いよいよ出産の時が来ました

陣痛がきてから

病院へ行き

夫と母が立ち会ってくれました

21時間かかりました

陣痛がかなりキツくなってきた頃

母は

自分の友達を連れてきました

私に断りなく

母の友達は

分娩室に入ってきました

こんな姿、なんで母の友達に

見られないといけないんだろう…

母の友達は言いました

「そんなぐらいで苦しんでたら

子育てなんかできへんで」

陣痛で辛いときに

心を許してる人でもない人に

何故そんなことを言われないと

いけないんだろう

訳がわかりませんでした

母と母の友達は

私を見て笑っていました

何をしに来たのか

嘲笑ってるのか

また母に絶望しました

最近、自己肯定感を上げるため

過去を振り返りました

母はまた私を自慢したかったのかもしれない

小さい頃のように

友達より先に孫ができることを

自慢したかったのかもしれない

やっとそう思えるようになりました

母は劣等感のかたまりのような人でした

だからきっと友達より

早く孫ができることが

嬉しかったんだと思います

その時はそんな母の行動が

理解できなかったので

傷つきながら

出産しました

子供が産まれた時は

今まで感じたことのない

喜びでした

ただこれからが子育てのスタート

私はこの後どんどん

どん底に落ちていきます

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